貧乏草の正体は?

一気に初夏のような陽気になり、散歩中に色々な花を見かける機会も増えてきました。そんな中、特によく見かけるのが子供の頃に「貧乏草」と教えられていた花です。

親から「触ると貧乏になるから触っちゃダメ」と言い聞かせられながら育ちましたが、大人になってから改めてよく見ると、貧乏とは一見関係なさそうなキレイな見た目。

Google Lensで検索してみると、「ハルジオン、学名: Erigeron philadelphicus」というキク科の植物で、漢字では「春紫菀」と書き、なんとも高級そうな響きの名前をしていました。日本の固有種ではなく、北米からの帰化植物で、貧乏草というあだ名の由来は、庭の手入れの行き届いていない貧乏な家庭に育つからという説があるそうです。

さらに、見分け方サイトが作られるほど見た目がそっくりな「ヒメジョオン、学名: Erigeron annuus」という同じ北米原産の花もあり、Wikipediaを参考に見分けてみると、花びらのバラバラ具合から、写真の花はハルジオンで合ってるかな?

道端の雑草と一括りにされがちな花でも、調べると意外な事実が知れて楽しめるものだったりするので、たまには道草を食うのも悪くないですね。

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