幼少期から引っ越しの多い生活を送ってきましたが、そのたびに「せっかくの機会だから」と周囲を散策したり、簡単に歴史や観光地について調べたりしてきました。今回はなかなかまとまった時間が取れていませんが、少しずつ情報収集を進めています。
多摩ニュータウン全体に関しては、東京都市整備局が出している広報誌とその他のUR都市機構の多摩ニュータウンガイドがわかりやすい資料です。それによると、多摩ニュータウンは全体の約30%以上が公園や緑地といったオープンスペースで構成されており、緑と調和の取れた計画的なまちづくりが行われていたそうです。
近所を歩いていると、街全体に少し古さを感じることもありますが、「これができたばかりの頃だったら…」と想像すると、高度経済成長期の勢いやスケールの大きさを、今でも肌で感じることができます。
……とはいえ、その開発の裏で、タヌキたちは居場所を追われてしまっていたわけです。子供を寝かしつけた後に夜の散策をしてはいるものの、いまだにタヌキには出会えないほど、どこかへ行ってしまったのか。。。